2020-01-01から1年間の記事一覧

別のブログに14年前に書いたメモを見直す。このあと、リーマンショックやら、東日本大震災やらがあったのだったか。バブル崩壊と同じく、大きな不況の前後では、時間的連続性が断ち切られていて、主観的には別世界に吹き飛ばされてしまったかのような想いで…

日本放送協会の受信料が自動引き落としになっているのだけど、アナログ放送が終了して以来、視聴していない。解約しようとしたことがないわけではないのだけど、相談先で、別の窓口を案内されて、案内された窓口に電話をかけたら、要領を得ないやり取りにな…

部屋にじっとしていること、眠りにつくこと、この何れに対しても恐怖感のような感情を持ち、また、息が詰まるようになった。 もしかしたら、パニック障害のような病気だったりするのだろうか。とりあえず、紙に線をひいたり、点をうったり、インクを垂らした…

自分の受けた教育には誤りもあった、これは当然そうなのだけど、それを自分では修正できないのではないかとの思い込みも誤りであったと気がついた。造形思考(随分とまた古い本なのだけど)を読みつつ、紙に色を変えながら線をひいていて、思うところがあった…

ツイッターでフランケンサラーの前史的作品をみつけた。 https://twitter.com/h_frankenthaler/status/1291781547104899072?s=19所謂、近代主義とされる絵画の単調な空間展開はどこかホメロスの物語展開に類似しているのではないか思っている。何かと収拾が…

自分の望んでいたものや、目指していたものではない何かが出来てしまったときに、それを受け入れることが出来るかという問題。憑物がおちたような不思議な解放感や達成感はある。取り敢えず置いておくということで、傷ませないように保護する方法を考えない…

ペンキ塗装用のハケというものは使い捨てという前提でつくらているかの如く毛が抜ける。 これでは地塗りにも使えないと、過去に幾度も思ったことを覚えているのだけど、時々忘れることがあり、見覚えのないメーカーのものを購入してしまっていた。また、紙に…

古本屋にいくと、“全集”というものを見かける。 世界文学全集とか、大江健三郎全集とか、世界美術全集とか、フロイト全集とか、上げればきりがないのだけど。 しかしながら、古本屋以外には“全集”というものは不思議と並んでいない。

学生の頃は、よその国の雑誌を確認するために多くの時間を学校の図書館で過ごした、わからない言葉を辞書をひきながら読むので、兎に角、時間がかかったのを覚えている。 しかしながら、いくら時間をかけて読み込んでも、わからないものはわからないし、失望…

紙が尽きてしまったので手を休め、 ぼんやりと、何処か屋外でみたジョエル・シャピローの彫刻を思い出していて、そもそもが夢のなかの出来事であったのかもしれないと、ネットで検索したところ、10年以上まえに働いていた事務所のそばに確かに設置されている…

画材屋でシッカチーフクルトレがなかったのでブランを購入する。20年前は3フロアあった店も今では1フロアのみになり、並べられる品物も限られているということはわかる。今時、油彩用品を買い求める人がどれだけいるというのか。店に文句をつける気持ちには…

仕事帰りに新富町のギャラリーへ行った。ギャラリーで“まちてくギャラリー”という小冊子を頂いた。 帰り道でパラパラと読んでいて不思議と面白かったのだけど、 この号で休刊と書いてあって残念に思う。帰宅してから支持体を作った。

引き続き、読み手のいない池波正太郎を古本屋に持っていく。 というか本は重たい。文庫本はもってせいぜい40冊。

母が家を整理していて、ワーカホリックだった父が僅かばかりに空いた時間に詰め込むように読んだ、あるいは、退職後に始めた詩吟やNPOの用事の合間に読んでいた時代小説の山を処分したいとのこと、誰も趣味を共有するものもいないので、50冊ばかりを、ためし…

青山の画廊に阿部隆さんの個展を観に行った。 随分と以前から作品を拝見させていただいている画家さんで、いつから追いかけていたのか、思いだそうとしてるのだけどわからない。ぼくの個展に、たまたまいらした画家らしき方と二言三言お話をして、その方がお…

古いブログのはじめの記事を読返してみて、そもそもが絵を描いたり発表したりするのが難しくなる出来事があって、ブログを始めたのだということが分かって切なくなった。 “人生”等という言葉が自然と口から出るようになったのもこの頃からだったと思う。

・先週植え替えた椿は一応枯れてはいなかった。 しかし、植え替えた効果として元気が出ることについては想像も出来ない。ではどうすればよかったのか、それすらも分からない。・この小説家の芥川賞をとる前に書いた船頭がでてくる小説は好きだった。 https:/…

鉢植えの椿を植え替えていて、毛虫に接触したらしい。 右の頬から下唇にかけて腫れ上がってしまった。 予期できなかったことだったので、植え替えが半端になってしまった。 鉢の中で根ががっしりと土を掴んでいて解すことが殆どできなかったのだ。密な繊維の…

このブログ以前にもブログを書いていた、 Idもpasswordも覚えていない。 再度、忘れないためメモ http://blog.livedoor.jp/j-nino/不景気に翻弄される人生。 まるで、チャップリンのモダン・タイムスそのものだと思う。

湯島を皮切りにして、糸の切れたタコのように画廊をフラフラと歩き回った。スマホとグーグルマップのおかげで、行きつけていない画廊に簡単に到達出来て、世の中便利になったものだと思う。おかげで「ぴあ」や「ETC.」がなくても複数の画廊を覗きながら京橋…

日課になったテレワーク後の散歩で繁華街を通り掛かったところ人が多くて軽く驚いた、人気のラーメン店には、行列が出来ていて、居酒屋はどこもお客さんが溢れている。ジャズ喫茶ではライヴが再開されて入り口前の階段で立話をする人達までいる、寄り道した…

紙にインクが染み通ってしまったことの反省として、少し厚めの紙を使うようにした。 同じような作業を繰り返していると、それほど書き込まなくても密度は上がられる(主観的には)。要は、実際には引いていない線や点が想定として見えるからであるのだけど、そ…

バーデン・パウエル https://www.facebook.com/1832092806844624/posts/3255301471190410/?d=null&vh=e心地よさが居心地悪かったのだけど、最近はそんなこともなくなってきた。調子の悪い蛍光灯をLEDに取り換えるのに一万円、粗大ゴミだから仕方がない。 サ…

風疹の抗体検査をした、正確には先週、血液を採取し、その結果を今日ききにいった。 近所の小さな内科医院なのだけど、患者さんが多くて驚いた。先週はほんの数人しかいなくて、待合室の長いベンチの端にちょこんちょこんと腰かけている程度だったのに今日は…

新しい本を購入するお金もないので、古い本を読み直ししていて、ほろ苦い思い出もあったりするのだけど、読み進むことができるのは、それなりに時間が経って、脳内の不思議な機構が何かを削除してくれたおかげなのだろうと思う。 改めて読んで思っていた以上…

久しぶりの銀座、 以前より幾度か拝見させていただいてる画家さんの絵。 素晴らしいのだけど、作為を強調した絵でもなく、 どうしたら描けるのだろうと、ぼんやり考えることも多く、 良い機会でもあったので、それとなく聞いてみたところ、思っていた以上に…

信者的心性というものを持っているらしい。 もちろん、耐えて修行をする心意気もあって努力もしているつもりであったりもする。 問題は時間がかかることで、何かが達成できた、答えか出たと思ったときには、当の師匠はいなくなってしまっている。この寂しさ…

大学一年生の頃“箱を作る”という課題に対応するために、友達を捕まえて何時間も相談したり、ドローイングを重ねたり、町田の東急ハンズにて材料を吟味して少ない生活費からピアノ線だの銅線だの瞬間接着剤だの紙だの銅板(結局使わなかった)だのを購入してヘ…

遠方の話なので行く予定もなかったのだけど、広島トリエンナーレが中止になったらしい。 表向きの理由はコロナウィルスの蔓延への配慮とのこと。週刊金曜日によると、それ以前に問題があったらしい。展示内容の決定について、商工会議所会頭とか、観光協会会…

夕暮れ時の散歩中にワリーが聴こえてきた。 誰かが窓を開けてアリア集を聴いているのだろうと思いきや暫くあるいても、音源が遠くならない、振り替えると小柄な女性が独り、自分と同方向に向かって歩いている。顔がみえるほど明るくはない。4月の後半に入る…