2014-01-01から1年間の記事一覧

You don't know what love is の譜面を見つけた。タイトルは恥ずかしいのだけど、スタンダードとして、いろいろな人が演奏している曲で、聴いているだけでは、自分では想定出来ないものだった。自分の頭の固さに嫌気がしてきた。

ボンヤリとネットサーフィン(死語)をしていて、ミュラーの画像が沢山アップされているサイトを見つけた。ドイツ的なテーマは不可解であるのだけど、 エクスブリッショニズムというには、抑制が効いていて綜合的でいいなと思った。ついでに、“橋”やら、“青騎…

気がついてみると、舞台上の役者が入れ替わってしまっている。勿論、それ自体、悪いことでもないし、批判するべき事柄でもない。フォーカスを舞台に上がる役者、降りる役者にあててみると、様々な人生がある。事情という言葉と人生という言葉は、年寄の好む…

1983年の冬には腕時計がよくとまった、クォーツのアナログ時計である。驚いたのは、僕だけではなく、報道でも取り上げられたことである。寒さが作用しているとのことだった、しかし身に付けっぱなしの時計がである。最近はそんな話は聞かない、そもそもが時…

凸凹した地面に情を感じる。平野には非情を感じる。歩き回るには凸凹した地形が楽しい。写真をとるにも凸凹が充実感がある。自分の住んでいる下総台地にはいい具合に凸凹がある。しかし、他所を歩いてみないとそのありがたみが、わからなくなる。結果的に平…

もう、十年近く以前の話、自分も引っ越しをしたので、書いても問題ないかと思う。 夕刻、叫びが聞こえたので驚いて、マンションの部屋から飛び出したところ、同じ階の小学校前に入るか入らないかくらいの女児から、“おとうさんがおかあさんに、かていないぼ…

テレビを観ていたら、シニャックが熱した蜜蝋に顔料を混ぜ混んで描いた絵が1枚だけあると、怪しげなことを言っていた。 展色材として油の絵の具は、透明度が高いのと、脂色に染まることで退色するのは事実としても、油に蜜蝋をとか仕込むとか、アルカリで蜜…

ジョサが面白くなかった。そもそも、薦められたのは、何十年も前のことで、そのタイミングで読んでいれば面白かったのかもしれないのだけど、現在の自分の萎びてしまった脳では大概のことでは、感動することもないのではないだろうか。 何かにつけてのこの事…

連休の初日、夕方、焼き鳥やに入った。もともとアルコールは、あまり飲まないし、今は、止められているので、本当に久しぶりだった。 しかし、お飲み物は?と訊かれて、メニューをとっさに見つけることが出来ず、生ビールとこたえてしまった。 改めて、狭い…

ギレリスの弾くベートーベンのビアノソナタがよくて、少なくてもアシュケナージやグールドの弾くベートーベンより余程いい、と思いつつ、CDを二枚たてつづけにかったら、演奏項目がほぼおなじて、順番と録音した年代がちがうだけだった。

描きあぐねて、数年間放ってあった絵に筆を入れた。オキサイドオブクロニウムという、不透明な緑色の顔料を使ったのだけど、これも、また、久しい色で、なんで持っていたのかも覚えていない。絵を描くときは、いつも、再現とバリエーションの可能性を考え勝…

ジャズのフリーフォームの演奏をきいていて、結局ブルーコードを現代音楽風に演奏しているだけではないか、とか、なんだかよくわからない打楽器による集団即興から始まりつつ、オチはブルースではないかと、思うことがあって、勿論、それがいけないというわ…

やはり、大宮台地を歩いてみたい。比較的新しい住宅地のようで、気が引けたのだけど、地面が波打つ感じは面白そうだと思う。

億劫感と臆病から、何に対して、臆病になっているのかといえば、生きることであるとしかいいようがない、休みの外出は控えていたのだけど。近所の古本屋くらいしかいくところもなく、かといって、活字を読むと目に無理がかかり、嫌な読後感しか得られないの…

体重が昨年より五キロ減った、そして、一昨年前と同じ値になった。身長は昨年より五ミリくらい縮んだ、磨り減った靴を履いていて、足を痛めているので姿勢に問題があるのかもしれない。 フォートリエを観てから、だいぶ日がたった。戦前戦中の室内で描いた人…

Marcel Dupre フランス人であり1886に生まれて、1971に死んだこと以外、大した情報もないままに、この人のオルガン曲を聴いている。こんな気儘な音楽の聞き方が出来るようになったのは、CDという媒介物で音楽を聴けるようになってからのことで、レコードは単…

領域をぶっ飛ばして、メルドーやら、オースターやら、90年代以降のアメリカ文化の雰囲気に馴染めない。乱暴なことを書いていることは、重々、承知のこと。ジョシュア レッドマンも駄目で、アメリカでは何が起こっているのか心配になったりする。勿論、僕ごと…

どの奏者がどんな音をだしてるとか、CDラジオでは聴きとれなくて、モワーッとした音の嵐に、イラつきを感じて、シンフォニーは聴かなくなってたのだけど、ブルックナーはよく眠れるとのことで、プァントのベルリンでの指揮をきいていて、すくなくても眠くな…

内田光子の演奏するシューベルトのピアノソナタの抑えぎみの部分が気にいってきいている。細かく弱く音を出している分にはこの人固有の機械的な拍子のとりかたも気にならない。

教育テレビをみていたら、吉松隆がクラシック音楽とは、ベートーベンに始まってシェーンベルグに終わる調性音楽のことだと、明解に定義していて、さすがに作曲家は具体的だと感心した。しかし、それとともに、ご自分の作っている曲については、クラシック音…

アラバマ・ソングを聴いていて、そう言えば、これはクレッツマーではないかと思い始めた。アラバマ・ソング自体は高校生の頃から聴いていて、クレッツマーという音楽の種類は、二十代の頃識った。永いこと、それが結びつかなかった理由が分からない。しかし…

病院で、ジョン・ルイスのバッハが流れてたのだけど、違和感があって、なぜかなと思うと、やはり、途中でブルースになるらではないか思った。ではなぜ、ブルースが病院にそぐわないかと言えば、社会に於いて、それが担っていたモノがあるからとしか思えない…

youtube で予告編を見かけた、アクト・オブ・キリングを観たいと思いつつ、映画鑑が遠いので諦めてしまっている。

随分と昔のことになるが、学校に入学した際に、将来の志望と懸念事項のようなことを書かされた覚えがあり、懸念事項として、糧を得る方法について作文した。四年生の頃取り残していた語学の講義で同様のことを異国の言葉で作文した覚えがある。指導教官は親…

バルチェスという人は、11歳の頃描いた挿し絵で素描ができ上がってしまっていて、その後、ピエロ・デッラ・フランチェスカの模写を繰り返すなかで、20歳で色彩画が出来上がってしまった人のように見えた。 後は、主に、室内に籠って、文学趣味に浸って、怪し…

プロデュースにマンフレート・アイヒャーの名前を見つけて聞いてみたCDがMats Edenという人の古い玄楽器による演奏のようなのだけど、いわゆる古楽というものとも微妙にことなるもののようで、不思議に思いながら聞いている。 訳が分からないながらも、音の…

4月26に、池袋の千年画廊で、薄井崇友さんの個展を拝見しました。 もともと、美術マニアで世界中の美術館を観てあるいたり、美術作品の撮影を生業にしたりしてた人で、目利きな人。 また。今まで、小出しにされていた作品は写真と絵画の間をさまようような、…

去年あたりから、およそ、文化的とはいえない生活をおくっている。 アルコール依存症の人間が、アルコールを断つというのは、このような過程なのかという心境なのだけど、気がついてみたら、長いこと生きてきていて、人生には、こういうことも難度もあったの…

■以下に写真をアップロード. http://ryousitoryousi.seesaa.net/■カメラのレンズがカビだらけになる夢をみる.

・日本放送協会の大河ドラマは、代々、オープニングの音楽だけ聴いて、本編は、ほぼ、流してしまっている。 ・今朝の報道番組で、安倍首相婦人がおとずれていた、荒れ果てた島が、どこにあるのか気になる。災害で僅かばかりのインフラが破壊され、修復計画が…