去年あたりから、およそ、文化的とはいえない生活をおくっている。
アルコール依存症の人間が、アルコールを断つというのは、このような過程なのかという心境なのだけど、気がついてみたら、長いこと生きてきていて、人生には、こういうことも難度もあったので、べつに今回が始めてというわけではない。色々と薬剤をつかったり、生活のリズムを整えたり、チューニングを行っている状態。
そんな中で、バルチェスくらいは観たいのだけど、無理かもしれない。
そもそもが、二十代の頃から、自分に関しては、労働抜きでは生きていけないという、生の条件があるので、仕方のないことなのだけど、そこに自分固有のなにかがあると考えれば、あるいは、そのような条件の束こそを自分と呼ぶのだとか思えば、悲観することでもない。