2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

日記

漱石の”二百十日”という小説の異様な状況設定、活火山である阿蘇山(中岳であろうか?)の噴火口を暴風雨のなか覗き込みに行くというものは、この小説が発表されたのが明治三十九年であるということを知ると、その時代の世相と関わりがないわけはないと思わ…

日記

特にみたい絵というわけではないのだけど、MOTは金曜日は9時まで開館していると、どこかのHPで見かけたので、行ってみたらMOTに6時半頃に着いた。しかし既に閉館してしまった後のようで、門は閉ざされて、鎖がかかっていたように思う。門のそとから建物のな…

日記

画廊で話をしていたら、”今時、抽象画を描いている奴なんて、世間的にはキチガイみたいなものだ、マンガの絵のほうがまだマシ、”と云うことをいう人がいた。この人も抽象画を描いている人なので、自分の置かれている状況を冷静な目で、他者の側からみての発…

日記

「文はその最終のタームを持ってはじめてその意味形成に留め金をかける。それぞれのタームは、他のタームからなる構築物のなかで先取りされているが、また反対に、その遡及的効果によってこれらの意味を確定するのである」「私はフロイトを読む」という文を…

日記

句読点をつけるのは意外と難しい。 いきなり訳がわからないことを書いているが、自分は文章を書きながら、先のことを考えないで言葉を連ねていき、ときどき立ち止まって、先の流れを考えるタイミングで”、”を打ってしまう癖がある。その場では、当たり前のよ…

移入

北斎は93回引越しをしたという、俗説では掃除が嫌いだったということで、掃除をする代わりに引越しをしたとか、そしてその作業場もごく慎ましいものであったと、これは昔友人が教えてくれた。 自分に関しては、別にblogが収集がつかなくなったとか、炎上して…