2010-01-01から1年間の記事一覧

Nine Objects of Desire

丸っこい形をした中国製のCDラジカセで、一日中、Nine Objects of Desire をかけていて、今日に関しては本当は人の声の聞こえるポップスの類であれば何でも良くて、要は自分の重力を欠いたような空ろさを紛らわせることが本当の目的なのではないかと疑いをも…

雑記

・蒸しパンを食べながら、谷中の墓地の間の道を歩いていたところ、何かが後ろ頭にぶつかって驚いた。いったいどうしたことかと頭の上を見渡しのだけど、なにもわからなくてきょとんとしていると、近所の民家から出てきたおじさんに声を掛けられた、内容を聞…

回復期

病気の再発としてのアリス・リデルの後日談自体は、然程面白いわけでもなくて、そもそもが若い人向けに作られたものであって、私が楽しめる訳もないのだけど、別れの際の気障な帽子屋には感情移入できる人は多いのではないかと思う。自分は傍観者でしかなく…

雑記

・そうそう、昨日書き忘れていたのだけど、不眠症への対処法としてお酒の力をかりるというのは好くない方法で、得られる睡眠の質も極低いものであるし、依存症にもなりかねないとのこと(実際、あっという間なのだろう)。また、そうなってしまった場合も、…

告知

・「梁塵秘聖」展11月 4日(木) - 7日(日)に参加します。 ★評論家のアライヒロユキさんの企画による展覧会です。 第一会場[THEサンクチュアリ] カトリック西千葉教会 〒260-0034 千葉市中央区汐見丘町11-14 出品作家 北村真行、柳川貴司 第二会場[THEラウ…

雑記

・筆を入れた日を絵の裏にメモを残すなんて書いおきながら残せていないのは、絵の具が乾くまで絵を裏返せないからであって、何か他に方法はないものかと、考えているのだけどなかなか考え付かない。 ・ブローニーでも結構な解像度が得られると人から聞いてい…

ゲリマンダー

意味はおぼろげに覚えていながら、肝心な言葉を忘れてしまっていることが時々あって、では逆もあるのかなと考えてみて、言葉を覚えているけど意味が分からないということはあるかなと考えてみたのだけど、そちらは思い浮かばない。今回忘れていた言葉は”ゲリ…

雑記

長いこと携わった教職を引退して、精力的に制作を行っている方とお話をさせて頂いていて、年金が安いと何度もぼやかれて応答に困ってしまった。勿論、ご本人的には制作意欲が有り余っているということであって他意はないのだろうし、悪気もないのだろうけど…

雑記

複数のひとから好い評判を聞いていた監督が脚本で関わった映画をレイトショーでみた。しかし、自分がみた映画が、本当に皆が好くいっていた映画に含まれるものか否かは分からない。 ストーリー的には、酷い経験をした人が、その経験を克服するために、無意識…

三三三一

電車を間違えて降りてしまった秋葉原駅から上野までの道で、偶然、三三三一を見つけた。噂は以前より聞いていたのだけど、自分が行くべき場所でもないだろうと、あるいは、きっと、とてつもなく居心地の悪い想いをするに違いないと思っていたのだけど、実際…

メモ”上野理論への違和感”「家族の痕跡」斉藤環

「フロイト説は近代家族の説明理論としてぴったりのものだったが、逆にいえば、フロイト理論そのものが近代家族の産物であった。近代家族によって形成された理論が近代家族をよく説明できるのは、たんに冗長というほかない。同様に、家族モデルが国民国家をよ…

雑記

銀座、それも銀座通りにユザワヤがあって驚いたのは、この店が、ついこの間まで蒲田とか立川とかそういう街にある、比較的安い値段で布地やら画材やらを売ってくれるお店の印象があったからであって、東急ハンズが銀座通りにできても驚かないであろうけどと…

雑記

・何故、自分のカメラは、望遠系のレンズを使った場合に適正な露出がえられないのかなと、今更のように疑問を感じるようになってきた。 何故か分からないがそういうものだろうと、RAW現像の際補正していたのだけど、やはり、これは変だということで、google…

訳あり物件

昨年の10月に殺人事件(http://d.hatena.ne.jp/nuj-a/20091024)のあったマンションの前を通ったら、事件のあった部屋に人が住んでいるようで、窓の中にTシャツが干してあった。 そもそもが、犯人は証拠を消すために部屋に火をつけたとのことで、昨年ドタバ…

帽子

ソフトバンクのCFで、犬の被った麦藁帽子が風に舞い上げられて、主から離れた麦藁帽子をカメラが追いかけるショットをみていると、瞬間、角川映画「人間の証明」のテレビCFを思い出すのだけど、意図して作られたものだろうか。ちなみに、「人間の証明」のテレビC…

エグルストン

なにもエグルストンでなくてもいいのだけど、カラー写真においては、色彩という中間物が介在させられて、何かの成就が遅延させられている感じがあって、それがなにやら気だるく思えたりすることもあったりして、縮減感が強く速度感のあるモノクロ写真とはこ…

・知人の参加している展覧会をみに青山の画廊へ、でもって、これが結構充実感のある展覧会なのだけど、今はおいておいて、帰りにワタリウムを覗いてみたら、近いうちに落合多武の展覧会を開くということのようで、お絵かきソフトを使ったようなドローウィン…

エルグストンの展覧会が開かれているということを今日までしらなかった。美術手帳の特集はわけあってのものだったのだと今にして思う。しかし、そもそもが読んでいないのだけど。でもって、何故に読まなかったのかといえば、一緒に特集されていたティルマン…

荒川修作がいつの間にかお亡くなりになっていた。

・近所のホームセンターで、350mlが93円のシャンプーを購入する。 流石に頭髪に使うためではなくて、筆を洗うのに使っているのだけど、洗浄力は兎も角、濯ぎに問題があって、いくら流水にさらしても、筆がぬるぬるとしていて、実は水道代が高くつくのではな…

”r.toto”のサインを書き込まれた男性用便器の写真を見掛けて、不覚にも笑ってしまった。駄美術と言えばそれまでなのだけど、出す側も承知の上でだしているとしか思えなくて、これも一種のナルシズムなのではないかと、軽く思ってしまった。

それとなく点けていたテレビで、テレビドラマ版のターミネーターがながれていて、ジョン・コナーが飛ばされた未来において、彼の伯父であるところのデレクが、ジョン・コナーという名前を知らないという展開になっていて驚いた。 そこを否定してしまえば(そし…

近所を歩いていたら、ラーメン屋の前に花輪が並んでいて、新しく開店した店だと気が付いた(本当のところ、気が付く順番としては”花輪”と”ラーメン屋”とどっちが先なんだろう、言葉に直そうとすると気になってくるのだけど、やはり同時に瞬時に意識化される…

以前、恐らくは十年以上前だと思うのだけど、ロスマクの小説を読んでいての不満と言えば、結局のところ、無秩序にばら撒かれたかのような魅力的な断片、それはときに風景描写であったり、登場人物の不思議な行動であったりするのだけど、そのようなものが、…

暫くつながらなかった固定電話がいつの間にか復活していた。 それに伴って、インターネットへの接続もできるようになっていた。 連休にはいる前に異常に気が付いたのだけど、連休中は業者も休みであろうとか、休み中に対応をお願いしても、気持ちよく仕事を…

告知

interactiveⅣ(ギャラリー檜A)に参加します。 御高覧よろしくお願い致します。 〒104−0061 東京都中央区銀座3−11−2 高木ビル1F

金曜日の夜は、いつまでも電車が混んでいて気が重くなる。

乗車率が200パーセントは優に超えている、下手をすると250%を超えているようにも見える電車に乗り込む際、正面を向いていると押し返されてしまって乗車できないにも関わらず、後ろ向きに乗り込むとすんなりと乗車できてしまうことが多々ある。 これは、不思…

3月28日

ここで、3月28日に何があったかといえば、当日、自分は古本屋のテレビでニュースをみていて、いきなり、近所の風景が映ったためにびっくりして、古本屋の店主さんに確認をとったため覚えていて、店主さんも、”・・・・警部補といえば、そこら辺の交番にいる…

・とりあえず自分は有限な存在であることは確か、では、対象もまた有限な存在なのかというのが問題。その果てがないかもしれない総体をどうやって把握するかとしたときにツールが必要とされ、それこそ歴史とか弁証法とかもそんなツールの一つとしてあり、比…

前に他のブログにて書きとめた中村雄二郎の本を読んでのメモなのだけど、出所の本をなくしてしまったことに気が付いた。ソシュールによれば、言語体系のなかにある一つの語を実際の言語活動のなか結びつける仕方には二種類のものがあり、この二つにはそれぞ…