ジョサが面白くなかった。そもそも、薦められたのは、何十年も前のことで、そのタイミングで読んでいれば面白かったのかもしれないのだけど、現在の自分の萎びてしまった脳では大概のことでは、感動することもないのではないだろうか。
何かにつけてのこの事後感が、そもそも病に依るものであるのかもしれないのだけど、それを知ったところでどうなるものでもなし、自分の生に直接に関わりあうもの以外は、邪魔な産毛程度のものとして処置するということで、まちがいないのだろうと考える。