自分の受けた教育には誤りもあった、これは当然そうなのだけど、それを自分では修正できないのではないかとの思い込みも誤りであったと気がついた。

造形思考(随分とまた古い本なのだけど)を読みつつ、紙に色を変えながら線をひいていて、思うところがあったりする。

今年に出た“イマジネール”の新しい訳本が、思いの外面白い、自分の世代はポンティやストロースについては、話題になったり読んだりする機会があったのだけど、何故かサルトルにたいしては冷めていて、自分も幾編かの小説くらいしか読んでこなかったので新鮮だったりする。
もっと、早くに読んでおきたかったと思う、というか古書店でボロボロな“想像力の問題”を購入した覚えはあるのだけど、結局、読まなかったのではないだろうか。

造形思考(上) (ちくま学芸文庫)

造形思考(上) (ちくま学芸文庫)