久しぶりの銀座、
以前より幾度か拝見させていただいてる画家さんの絵。
素晴らしいのだけど、作為を強調した絵でもなく、
どうしたら描けるのだろうと、ぼんやり考えることも多く、
良い機会でもあったので、それとなく聞いてみたところ、思っていた以上に正攻法で裏も表もないことに驚いた。


明度も彩度も極近い色彩の扱い方が難しくて、
直感として響くことがあるのだけど、それが些細なことなのか重要なことなのか、判別ができないままに放置していた。

あるいは、目の生理の問題として(勿論、大いに関わるのだけど)酸っぱい檸檬の寓話の狐になっていた領域の問題であったりする。