2007-01-01から1年間の記事一覧

日記

性懲りもなく、「世界」なんて雑誌を読んでいて、というかオピニオン誌の類なんて選挙の前でもなければ読まないのだけど、尚且つ、前のときは、文春系とかもう一社保守系の出版社のものを買った覚えがあり、あんまりいい印象がなくて、その後、体調を崩した…

日記

固定化している野党というのは、国民のとても切実な感情を顕現させて、そして法案を通すことができずに抑圧されるということ繰り返しているわけで、ある意味芸術家と似た存在になっているのではないかと思う。

日記

火曜日に北千住で電車を降りたら、赤い腕章をつけた年配のご婦人方が雨の中でビラを配っていたが、私は避けられたみたいだったので自ら手を伸ばして、意外そうな顔をしたご婦人から一枚貰った。何故避けられたのだろうと一寸思ったのだけど、やっぱり私が傘…

日記

オシム監督の横にいる千田通訳という人は、東大を出て赤旗新聞の記者をしていたという経歴らしいのだけど、漫画家である吉田戦車の従兄弟ということらしい。そう思ってみるとこの人の道具立ては立派でありながら泣きそうな表情は、吉田戦車のマンガのキャラ…

日記

今日、消費税に関する首相の失言という記事を電車の中で前に座っていた人の新聞のなかに見つけたせいか、それとも選挙が近いせいか、WEBを閲覧していてもそういう方面の話題を覗いてしまう。 そもそも、首相の発言は経団連に対する応援依頼のようなものなの…

日記

学生時代、初めてグリーンバーグの文章を読んだとき驚いたのは、絵画を”イズム”のみに基づいて整理せずに空間表象の様式による分類をしていることで、結果として抽象表現主義の作品が後期キュビスムという様式に分類されたりしてしまっているのだけど、ここ…

日記

折口雅博が経団連の理事をしていたということを知って驚いた。 因みに世に疎い私のこの人についてのイメージは、以下二点によって出来上がっていて、とんでもない悪党であったのだけど、(勿論、1はマスコミの報道による刷り込みによって形成されたもので、…

日記

bookoffで、ペルトのアルボスを”洋楽P”の棚でみつけた。700円の値札がついていた。 クレーメルとかヒリヤード・アンサンブルが演奏・合唱しているもので、たしかこの人の曲がTV-CMで使われたことと変な天使ブームで宗教曲が一時期流行ったりしたこともあった…

日記

アリアドネが望郷の念をこめて”かなしくてやりきれない”を唄っているとそこにテーセウスが現れる、無茶な話であるのだけど、何故そのような無茶なストーリーになったのかという理由は原案者である私には分からなかった。また誰が自分の台本をそのように修正…

デュマス展 

先週だったかデュマスの展覧会を観にいった。 もともと、期待してはいなかったのだけど、3階の展示を見ているうちは、それにりに欧州の状況を考えたりして、というか、これは目の前のデュマスの絵から、目の前に存在していないところのヨーロッパの同時代の…

デューヴについてのメモ

デューヴ『芸術の名のもとに』は購入していなくて、その代わりと云ってはなんだけど、本棚のそこに眠っていた批評空間(久々に読んでみても、やっぱり私には難しい、何ゆえそんなにまで背伸びをしなければならなかっただろうと、というか難しいけど、そのう…

日記

漱石の”二百十日”という小説の異様な状況設定、活火山である阿蘇山(中岳であろうか?)の噴火口を暴風雨のなか覗き込みに行くというものは、この小説が発表されたのが明治三十九年であるということを知ると、その時代の世相と関わりがないわけはないと思わ…

日記

特にみたい絵というわけではないのだけど、MOTは金曜日は9時まで開館していると、どこかのHPで見かけたので、行ってみたらMOTに6時半頃に着いた。しかし既に閉館してしまった後のようで、門は閉ざされて、鎖がかかっていたように思う。門のそとから建物のな…

日記

画廊で話をしていたら、”今時、抽象画を描いている奴なんて、世間的にはキチガイみたいなものだ、マンガの絵のほうがまだマシ、”と云うことをいう人がいた。この人も抽象画を描いている人なので、自分の置かれている状況を冷静な目で、他者の側からみての発…

日記

「文はその最終のタームを持ってはじめてその意味形成に留め金をかける。それぞれのタームは、他のタームからなる構築物のなかで先取りされているが、また反対に、その遡及的効果によってこれらの意味を確定するのである」「私はフロイトを読む」という文を…

日記

句読点をつけるのは意外と難しい。 いきなり訳がわからないことを書いているが、自分は文章を書きながら、先のことを考えないで言葉を連ねていき、ときどき立ち止まって、先の流れを考えるタイミングで”、”を打ってしまう癖がある。その場では、当たり前のよ…

移入

北斎は93回引越しをしたという、俗説では掃除が嫌いだったということで、掃除をする代わりに引越しをしたとか、そしてその作業場もごく慎ましいものであったと、これは昔友人が教えてくれた。 自分に関しては、別にblogが収集がつかなくなったとか、炎上して…