雑記

相変わらず、寝ることに忙しい、とはいっても、一度にとれる睡眠時間はきっちり四時間で、未だ暗いうちに目が覚めてしまうのだけど、 無駄に疲労しないようなるだけ寝床の中に留まって何にもしないようにしている。
ところが、これが案外難しくてかといって活字を読みだすと確実に目から疲労がくるので、目を温存するために音楽を聴いて時間を埋める、気が高ぶるとこれまた疲れるので、このところは小さな音でポール・ブレイの何枚かのCDを繰り返し聴いていたりする。
ポール・ブレイについては二十年近く前にキース・ジャレットを聴いていた自分に友人が薦めてくれたもので、最近、菊池雅章のインタビューで名前を見かけて思い出して神田の中古盤屋で購入した。自分は指が足らないため楽器の演奏はできない、演奏ができないということは楽譜か読めないということで、因みに自分にポール・ブレイを薦めてくれた友人は楽器演奏が得意だったということを考え合わせるとアドルノの書いたことを実感として理解させられるようで複雑な気持ちになる。