リフレ派と云われている人の本を最初に読んだのは郵政改革騒ぎの時。講談社新書から出ていた。マル経出身の月光仮面氏の本よりは根明で分からないながらも好感触であり、その後も発言は注意して追いかけてる積もりなのだけど、その間、教祖的存在のバーナンキFRBの議長に就任し近くに噂される退任がある、その実践を踏まえた上での理論の検証をみてみたいような気がしないわけでもない、ネガティブサイドの人達はそこを踏まえたかのように論を進めている訳で、彼らの好きに言わせておくこともないだろうとも思う。イェール大学教授より財政政策についてケチがついたことには安心感をおぼえた。マスコミはもっと喧伝してほしい。外国からの金融緩和合戦への懸念だって財政政策をしなければストックはすぐには増えないのだから問題ないという気もする素人理解か。