・電車のなかで拾った週刊文春によれば、朝青龍が、今まで手を上げた相手は、元女房、親方、前後援会会長(ひょっとして白鵬の義理の親父かな?)、タニマチの医者、ということになる。それが全て飲酒の上で、翌日、我に返って泣きながら謝るということであれば、普通に考えて酒乱だろうと思うのだけど、週刊誌の記事を真に受けるのも愚かしいと言えば愚かしい。

・最近、他人の絵を観ていての経験値としては、マチス絡みでよく云われる色彩の面積よりは、ステラのストライプの一部の版画に顕著な色彩の密度というべきものの方に、説得力を感じるのだけど、自分の絵はスカスカで困ったものだと思う。やっぱり、トーン・クラスタの如く色彩を積み重ねて、色彩の密度を上げてみるべきかと、参考までに晩年はアルツハイマーに罹っていたクセナキスのCDをショップで探したのだけど見付けることができなかった。というか、ネット配信がすっかり主流になってしまって、CDショップ自体が減りつつある状況で、数の掃けない現代曲のCDなんてどこも置かないというのはわかるのだけど、かといってネットで試聴できるかというと、これまた見つからない。