写真機を持ち歩いてみると、レンズを向けてはいけないものもあって、気が向くままにシャッターをきることはほぼ出来ない。
また、インターネットもすっかり身近になってみて、書くことが出来ないことばかりになった。
慎重に撮影したつもりの写真も、大概はネットに貼ることは出来ないのである。
成り立ちとして、何かの影である必要もない抽象絵画は、意外といけているのではないかとさえ思えるようになった。