政府の経済政策について考えることは、絵を描くにあたってはいいことだ、なぜならば”失敗”を恐れることがなくなるから、どんなに描き損じたところで万単位で死人が出るわけでもないしと、調子のいいことを考えていたら、自分が崖っぷちに立っていた。笑いごとではなくて人の数を考えるときに、自分がその中に入る可能性について考え落とすということは有り勝ちなこと。
日銀人事が話題になっていた頃、二年で物価上昇率を2パーセントにできなければ辞任して責任をとると発言した人が副総裁に収まったのだけど、副総裁の年収は2827万円とのこと、二年も勤めれば5654万円、余生は余裕で暮らせるのではないだろうか。勿論財政破綻がなければの話だけど、職業柄ドル建てにするぐらいのことはやりそうにも思える。