世の中政治の話が多いのか少ないのか、自分が当たり前だと思っていた価値基準とは、反対方向に振れているようで、吃驚するようなことが多く、ワイマールだのヒンデンブルクだの元極左対応していた警察官僚に批判される候補者ってのも、半ば冗談だろうとは思うのだけど、面白おかしい。基本的に差別用語を公の場で使うことが、この人の芸らしい、大衆迎合主義において、重要なのはキャラと芸で、毎日数時間吉本興業を観ている人からすれば当然のことなのだろう。そう言えば人類最初のテレビ放送はナチによるものと聞いた覚えもある。兎に角、良識を振りかざして批判するオヤジというのも同レベルで駄目で、アドルノのように憤死してしまっては元も子もない。所謂イデオロギーという理性的な基準よりは経済とか景気といった悟性的側面からと、しかし経済学なんて勉強したこともないので困り物、ネタに経済政策を掲げる政党には心臓が止まる想い。自分の選挙区を確認するとテレビキャスター上がりの議員さんがしっかりといる。