市場町

先週、見舞いに行った病院の帰りにみた光景が、その日の、関東ではあまりないような天候もあいまって、すっかりおどろおどろしいものとなって、夢でみたものか現でみたものか判別が付き難くなってしまったので、googleの地図とストリートビュウにて再確認する。

大学病院をでて、右手に国立大学を見ながら歩いていると、左手にお城の天守閣が見えて、なるほど、この辺りで一番標高が高い地点なのだろうなと思いながら、坂道を下って、川の手前で、橋は渡らずに、お城側に少し廻りこむ、片側二車線の立派な道路で、道路沿いにはお店が並んでいるのだけど、床屋を除いて全ての店のシャッターが降りていて貸し店舗の紙が張ってある、寒さに負けて入ろうとした喫茶店も、飾りのようなカーテンが窓の端に見えながら窓を覆っていないために傍に行くまでは開業しているかのように思えたのだけど、寄ってみると灯りが点っていないくて人気がなかった。

ストリートビュウでは、開いている店もポツポツとあるようで、そうすると、この一、二年の間に止めをさされたということになるのかと思うのだけど、お城と県庁の間に位置して市場町なんて賑やかそうな地名なのにどうしたことかと思う。

しかし、冷静に考えてみれば、今時シャッター商店街なんて珍しくもない筈なのだけど。