日記

 いつの間にか<<ウルビーノのヴィーナス>>展がはじまっているようだ、これは観に行かなくてはいけないと思っている。憂鬱なのは、一点豪華主義的に名画とされているものを持ってこられると、粗一点の作品の前に人だかりができてしまって、ほとんど観ることが出来ないなんてことになることだけど、今回は、ブロンズィーノやポントルモも来ているみたいだから、どれか一点はキチンと観れるかもしれないと、あまめの期待をしていたりする。というか、年初めにいったムンク展も内容のわりに客が大入りで、なんでこんなマニアックな作家の展覧会に人があつまるのだろうと、不思議に思った。
また、なんで画廊街はあの客を誘導できないのだろうと一寸考えたけど、これはもしかしたら作家にも責任があるのかもしれないと思いつつ、知っている作家さんここの顔を思い出すと、そんなことを考えるのはとんでもないことのように思えてくる。

 今年に入ってから、知っているだけで2件のCDショップがなくなった。ネット配信が主流となりつつあるということかなと思うのだけど、自分は未だにipodとかその手のものを持っていない。
どっちにしろ、屋外で音楽を聴くことはないだろうという心つもりだったのだけど、そうも言っていられなくなってきた。というかCDの寿命も25年ということもあるので、そろそろなんとかしないというけないと思い始めている。