日記

 銀座を通りがかったので、画廊を何軒かのぞいたら、懐かしいといっては失礼に当たるのかもしれないけど、自分が学生時代に観ていたのような作家さんの個展が複数開かれていて、タイムスリップしたような気がした。
年初めということで、シンボリックな作家の個展が重なったということなのか、それとも他に理由があるのだろうか、考え始めるときりがないので、この件はおいておいて、古本屋で”潜在的イメージ”ダリオ・ガンボーニ を、4500円で衝動買いしてしまった。
でもって、冷静に考えれば、さみしいことであるのだけど、時間がないので500頁のハードカバーの本なんて読了することはないだろうと思う。そもそも、現状、家で本に向える時間なんて殆どないのだ。
せめて新書か文庫なら、鞄に入れて持ち歩けるので読めるのだけど、しかしサイズが小さいと図版がみずらくなるので、それはそれで問題だとも思う。
大体、話題になる絵が、直ぐ観にいける範囲にないわけで、悪条件とはいえ、図版でみるしかないので美術関係の本については、サイズが結構重要になるのだけど、なんとかならないものだろうか、本当に身体が二つあって欲しいものだと思う。