日記

自分が中高生時代を過ごした街に行ってみて寂れ具合に驚いた。
もともと1960〜70年代に開発された街で、住民の多くは都内に職を得ていた筈なのだけど、それらの世代の老齢化が進んだということなのだろう。
スーパーに入ると若い夫婦なんかもいるのだけど、傍を通り過ぎる際に聴こえる会話が日本語でなかったりする。
本屋の件数は、二件減って残っているのは三件で、CDショップに至って三件あったのが一件になっており、クラシックの棚は子供のレッスンにつかう教材ようのCDが殆どで、ジャズはマイルスとブレッカー兄弟の片割れとデビッド・サンボーン、スタッフ、ジャレット、大体そんなものしか置いていない。
ロックだって似たようなもので、j-popも然程置いてあるようには見えない。
特にこのCDショップの寂れようは、消費する世代の減少と、ネット配信により、CDが廃れたためということなのかと理性的にはわかるような気もするのだけど、やはり寂しいものを感じる。