買い物に柏に行ったら、芸大の学生と商店街が共同企画した文化祭のような催しをしているらしきポスターをみかけた。市民ギャラリーの展覧会がタイミングにあっていたので覗いた。芸大の卒業生による日本画と彫刻、イラスト(デザイン畑の人によるもの)が並んでいた。所詮はクラフトと思いつつ、割りきれないものがあって、自分は未だに何かを期待しているのだなと軽く驚いた。
しかし誰かの所有物である美術作品を大衆にみせるスペースというのはどこかあやしいとも思う。かといって、交換の場所であれば市民という言葉が寒々しい。