さて、眠れないどうしたことか、ものの本によれば、不安感やら緊張感が持続して眠れなくなるのだなどとかいてあるが、これは真っ赤な嘘だと思う。医師とて僕と真面目に向かい合えば、そんなものではないと解る筈だ。しかし大概の医者は目の前の患者と真面目に向かい会わず、学会が作ったガイドラインに如何に患者を落としこむかしか考えようとしない、患者の表情を禄に見もせずに誘導尋問が行われることになる。言わば責任逃れの為のルーティンワークでしかないのだ。結果として大概の眠剤に対する耐性をもった患者が量産されることになる。