マイケル・ナイマンという人の音楽はミニマリズムの延長のようで、ミニマリズム同様、感心しない。ケージはミニマリズムについてポップス呼ばわりしていて、少なくともこの見解には同意できる。勿論、ポップス制作者側の知人によれば、ポップスとクラシックを分けて欲しくないとのこと、自分たちはクラシックの延長として制作しているとのことになる。ちなみに、パウル・モラベックという1957年生まれのアメリカ人のザ・タイム・ギャラリイという曲をたまたま聴いていて、こちらは、ナイマンよりは聴ける、テンパっている頭を解してくれる。