ウィルバーフォース、デビッド・マレイ、ウィルバー・モリス、デニス・チャールズ
リズム隊に管一本の構成で、ニューヨークの狭い会場でのライブ録音ようで、音質はあまり良くないというか、音を大きくしないと、ウッドベースの音を聞き漏らしてしまいそう。マレイはテナーでロリンズのようにフリーキーな演奏をするのだけど、音楽としてはオーネット・コールマンに似ているような、リズム隊が似ているのかな。ジャズには拍子がないし、ジャズの発明とされるものは全てクラシックに元があるとするのが、クラシック側からの批判、アドルノメシアンほぼ同様な発言をしていたと思うのだけど、ビートはその後、クラシックにとって代わったかのようなロックも同様で拍子がないということになる。アドルノは“春の祭典”も拍子で批判していたと思うので、彼としては一貫している。しかしアドルノを読んだのは随分前、大学卒業直後に李さんに薦められて負い目のようなものを感じながら何冊か読んで消化不良気味なので、あまり下手なことは書かない方がよいかもと思いつつ、ほぼ自分しか読まないブログ故、自分の思い違いも残しておきたいので。