Bagpipe from Hell VITTORIO GHIELM,LUCA PIANCA 
Stefan Winter がプロデュースをしていることと、250円という値段から、Stefan Winter はドイツ人でジャズのインディーズレーベル JMTを立ち上げていた人、90年代に尖ったフリージャズを聴くことが出来たのはこの人のお陰だったわけで、その信用もあってこのCDを聴いているのだけど、17世紀の音楽をゆっくりと(所謂、古楽の人よりもテンポが遅いような)演奏していて、悪くはないけどジャズではない。逆にヨーロッパの人たちからすれば、ジャズをフォークミュージックと等価に眺めようということなのだろうか。
アメリカではジュリアードにジャズ科が作られていたりしてそこに文化的差異が僅かながら存在する。
しかし、何度、聞き返してみてもbagpipeの音ではないような気がする。そこら辺がミソだったりするのだろうか。イージーリスニングのような古楽よりはありがたみもある。