自民の憲法草案をダウンロードしてみたところ、天賦人権説の部分は線が引かれていた、削除の意だろうか。大江健三郎のようなナイーブな護憲には鼻白むものを感じるのだけど、だからといって、近代国家140年の経験の結果が中国並みというのも悪い冗談のよう。軽い御輿として担がれた人達の名前が丁寧に列べられているのをみると痛々しい。

グールドのベートーベンを捨て値で見つけた。しかし、ベートーベンなんて高校生の頃聞いて以来、この演奏がどうのなんて書けない。とりあえず、いきなりベラベラと目くらましのように弾かれてしまうと、はたしてこれでいいのだろうかと、もう少し、造形のはっきりした演奏も聴きたくなる。