二十歳やそこらの頃は、田舎に帰るといっていなくなる人を羨ましく思ったことが多々あったのだけど、実際問題として、それが何かの解決に繋がっていたのだろうかと、考えないでもない。実家が自営業でも営んでるのでもなければ、問題は深刻化こそすれ、解決には至らかったのではないではないだろうか?
勿論、2014年という現代から考えればのはなしで、例えば1980年代であれば、地縁やら血縁が都市部よりは色濃くあった、其れこそ、志賀直哉の蛙に出てくるような町があったのかもしれないと、思わないでもないのだけど、自分は知る由もない。そこに、時代や場所の固有性があるのか。
ネットで、未来党の支持者の呟きやら書き込みを読んでいると、切実な想いが有るようで、それとは裏腹に候補者の掲げている公約には、前に嘘をついた人が看板を変えて、また嘘をついていると思わせるものがあって、なにやら複雑。