日記

 急に医療崩壊という言葉が気になるようになってきた、というのは、家族が治療を受けている担当医が退職するという話を人伝に聞いたからである。
驚いて病院のHPを開いたら、医師の名前は未だHPには残っているのだけど、他の医師が大幅に居なくなっていて、正確には、代わりの医師がいて、入れ替わっているようなのだけど、前任者の専門分野を引きついで居るわけでもないようなのである。
家族の病気については、担当医が最後に残った専門医ということになり、その彼もどうやら近いうちに退職するということになるらしいのである。
患者は、担当医がいなくなる前に、直接噂の真偽とこれからの治療について、最低あと五年は受け続けることになっているので、確認しに行き、噂は真実であること、そして次ぎに来る医師が専門を引き継ぐあろうことを聞いて帰ってきた。

 一体、どういうことかよくわからないので、病院についての噂を2chで調べてみたのだけど、例によって妙な話ばかりが出てくる。いずれにせよ、次ぎに来る医師如何によっては病院を代わらざるを得ないのではないかとも思い、近くの病院についての噂をいろいろ調べてみるのだけど、どの病院も医師の大量退職なんて事が起こっている様で困ったものである。公的制度になにか問題があり揺らいでいるということなのかなと想像力を働かせてみて、そちら方向から調べてみれば様子がもっと見えやすいのかもしれないとも思いながら、どうやって調べるべきか今ひとつわからない。
私的関係というか”コネ”がなければ、まともな医療サービスを受けられないなんて社会にならないことを願っているのだけど、私のとりこし苦労だろうか。