その時彼は何気なく上を見ると、電柱の中程に何か青い物を認めた。何だろう?そう思って直ぐ雨蛙だという事に気附いたが、森の傍で何故こんな柱などに住んでいるのだろうと考えた。雨蛙はその電柱が未だ山で立ち木だった頃、其処から小さい枝が生えていた、…
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