雑記

やはり、病気とは付き合いきれない。そして、まず自分がましになるまでは、他人をましに出来ると、考えるべきではない、ジュペリが砂漠に遭難した際、自分の為ではなく、人々を救うという動機の為に、人間の住む土地に帰ったとか、如何せん古い記憶である、改めて読み返したら、そんなことはどこにも書いてないのかもしれないのだけど、この様な感情をメサイアコンプレックスと呼んだのはユングだったか(自分が読んだ数冊のユングの著作にはなかったが)。ユングは、クライアントを自分の療法では、根本的に治療する事が出来ないと書くくらいの医者であるから、そんな自分を救うために、この概念を作ったのではないのかとも大いに思う。自分の今の状態では一番身近な人間であれ、どうにかできるとは考えるべきではない。
安価なクロマティックハーモニカがどこかにうってないものか。妙な心理療法を受けるよりは、楽しく合奏でもして、気分のチューニングをする事を考えるべき。
政治には、若い時分斜めに構えていて、選挙にも行っていなかった負い目があるのだけど、報道はWWEのプロレスレベルだし、入り込んで調べ出すと、病気が酷くなる。これも自分のような人間がとやかく書くのは陳腐なだけ。民主主義は遠い昔のはなし、いや、もともと責任を民衆に押し付ける体のいい理屈ぐらいに思って、付き合うのがいい。