日記

どうのこうの云って、企業の多い東京は、税金が沢山集まるということもあるのかもしれないのだけれども、千住の街にしても、自動車の殆ど通れないような道も、一本一本丁寧に舗装してあったり、その細い道の下に下水管が埋め込まれているかのうようにマンホールがあったりして、これはインフラが充実していることを思わせて、そういえば、人口密集地特有の匂いを感じることなくて、妙に感心というか、安心するのである。
勿論、その上に立っている建物には、古いものや小さなもの、多少傾いているもの、歪んでしまっているものもあるのだけれども、基盤があればこそであると思うのは、私が都民ではないせいもあるのかもしれない。