日記

パート1のオープニングには画廊から人が溢れるほど盛況だった”表層の冒険者たち”も今日でおしまい。評論家やら美学者やらがぞろぞろ観に来るような展覧会は経験がなかったので正直驚きました。
他者とかなんだとかそういう観念的なはなしではなくて、現実に実在する他人の目に作品を晒すということはやはり緊張することで、それこそ自分が学生のころから著作を読ませていただいているような批評家の方が、私の描いた絵の前を、お酒を片手にうろうろしているのを目にしたときは(その人が絵を観ているか否かは別として)、ストレスで本当に頭を抱え込んでしまいました。
参加者の年齢幅も作品の幅も共に広くて、尚且つ、皆さん絵画を真摯に追求しているといった風で、自分が参加していることを差し引けば、いい展覧会だったと思います。
改めて総企画者さんの力の大きさを感じさせられました。